富山大学 学校推薦型選抜(工業高校、専門高校)
今回は富山大学について解説したいと思います。富山大学は文系と理系で9学部をもつ総合大学です。工業高校生向けの入試は総合選抜と学校推薦型選抜二つあり、今回は学校推薦型選抜を紹介いたします。
富山大学 工学部は5つのコースで構成されています。
コースINDEX|富山大学 工学部 (u-toyama.ac.jp)
●電気電子工学コース
●知能情報工学コース
●機械工学コース
●生命工学コース
●応用化学コース
本記事は下記のサイトを元に構成しています。
入試の種類と募集要項 – 富山大学 (u-toyama.ac.jp)
令和6年度入学者選抜要項(PDF版)[PDF, 2.3MB]
成績(評定平均)による足切りがない
富山大学 工学部 学校推薦型選抜Ⅰの募集要項は下記になります。
令和6年度 富山大学 工学部 学校推薦型選抜Ⅰ 出願条件
次の(1)から(3)のいずれかに該当する者
(1)高等学校又は中等教育学校を令和6年3月31日までに卒業見込みの者
で,専門教育を主とする学科(職業学科)又は総合学科に所属するもの
(2) 特別支援学校の高等部を令和6年3月31日までに卒業見込みの者で,専
門教育を主とする学科(職業学科)又は総合学科に所属するもの
(3) 文部科学大臣が指定した専修学校高等課程を令和6年3月31日までに修了
見込みの者
成績の記載はありません。富山大学は新潟大学 工学部と同じく成績(評定平均)による足切りがありません。そのため、誰でも応募できます。
英語関係の資格が入試を有利かも!!
選抜方法等の記載下記も文言があります。
令和6年度 富山大学 工学部 学校推薦型選抜Ⅰ 選抜方法
入学者の選抜は,推薦書,調査書,志願理由書,小論文及び面接(基礎学力に関する試問を含む。)の結果を総合して行う。なお,外部の英語検定試験の成績·合格証等がある場合は,調査書に添付して提出することができる(任意)。
わざわざ、入試要項に記載をしているということは英検やTOEICを高校在学中に受けておくと、良い評価になる可能性が高いです!
試験は面接(口頭試問を含む)と小論文のみである
通常の数学や英語の筆記試験はありません。入試選抜方法は面接(口頭試問を含む)と小論文のみです。小論文の過去問題は下記ホームページにて公開されていますので、受験される方はしっかりと対策を行い、学校の先生に添削をしてもらってください。
しかしながら、口頭試問の内容は記載されていませんでした。
推薦人員は、1校につき、コース毎に一人
募集要項のその他事項には「推薦人員は,1校につき,コース毎に1人とする。」という記載がありました。つまり、同じ学校で二人同じコースを志望したら受験を出来るのは一人だけになります。そのため、成績(評定平均)は確実につくっておくことをお勧めします。
募集人数は下記のようになっています。
分野 | 募集人員(人) |
電気電子工学コース | 2 |
知能情報工学コース | 2 |
機械工学コース | 5 |
生命工学コース | 3 |
応用化学コース | 物理、化学または生物から一つを選択 |
まとめ
富山大学の工業高校向け入試をまとめました。英語を推している印象がみられますので、学生時代に英語を伸ばしていると面接でよいアピールが出来るかもしれません。